S House
時代を超えて受け継がれていくデザイン
築50年を経た4階建の雑居ビルを1棟丸ごと購入したS様。元々ミッドセンチュリーの家具をこよなく愛するS様とは「手持ちの家具の様に時代を超えて受け継がれていくデザイン」をテーマに基本設計はスタートしました。
とても素材感のあるコンクリートの天井はスラブ(床)と梁そのものの素地を生かしました。壁自体は手持ちの素敵なミッドセンチュリーの家具たちを引き立たせるよう真っ白にシンプルに仕上げています。
このシンプルなワンルーム空間に乱張りした石材をはじめ、S様厳選の家具そのものの存在感や照明のあかり、植物、ポップな色使いの海外のアートポスターでS様らしい素敵な住空間ができました。
ビルリノベは配管や電気配線など制約があることも多いですが、今回は1棟丸ごとだったこともありS様のご希望を実現したダイナミックなリノベーションとなりました。
現在はご自身の世界観を家と暮らしに広げ、楽しみを謳歌する日々を送られています。
※『LIVES vol.122(2022年) 巻頭特集・表紙』掲載(出版:第一プログレス)
BEFORE
AFTER
施工前
Back To Index