Thoughts behind the company name
社名への想い
私たちは” 年月を重ねることで生まれる新たな価値” をコンセプトに、本当に良いものを選びいつまでも使い続けられることの大切さを追求しています。
経年劣化ではなく経年変化するような本物志向の素材や空間創りを根幹に永く愛せて受け継がれる色褪せない魅力をデザインすることが大切だと考えます。
アナグマの住まいは最初に作った頑丈な巣を何代にも渡り改良を重ねながら、過ごしやすい空間を作り住まいを創り上げていきます。
そして”同じ穴の狢(むじな)”と例えられるように、他の動物も招き豊かな住生活を実現しているのです。
そんなアナグマのように自分自身の時間、家族との大切な時間、気の合う友人を招いての豊かな時間を”豊かな住空間”で過ごしてもらえたら...と考えます。
私たちも新しいものを創り上げるだけでなく丈夫で永く使える本体の構造と素材、ディテールを加え活かし、より豊かで快適な暮らしを叶えるそんな住空間を創造いたします。
European Lifestyle sense of Values
ヨーロッパで知った
暮らし方の価値観
私が大学生だったころ、初めてヨーロッパへ行く機会がありました。
建築学生を募り有名建築物を見学するツアーでスペイン、イタリア、スイス、フランス、ドイツ、オランダ...と巡り新旧素晴らしい建築物を学びながらただただ、圧倒され感動したことを覚えています。
その時は、単純に建築物の造形としての美しさに心惹かれていましたが、その後何度かヨーロッパを訪れるにつれ、様々な人との出会いがありそこから彼らの暮らしぶりを知ることになります。彼らは”仕事よりお金より、家族や気心の知れた仲間と楽しい時間を過ごす”を何よりも優先し、大事にしていました。
私は社会人になり、深夜まで仕事をする毎日で充実はしていましたがその他のことをほぼ蔑ろに暮らしていました。好きな仕事は大変結構ですが、そこで仮にお金をたくさん稼いでも、何に使うのか...それは自分たちの心豊かな暮らしのためではないかと気付かされました。
そこから自宅での暮らしを見直し家族との時間、友人を招いて過ごす時間、一人の時間など心から楽しめる場所として自宅の設計をし、今では人の集まる場所となりとても充実した”住空間”を楽しんでいます。
ヨーロッパで教えてもらったこんな暮らしを”豊かさ”と捉え、”暮らしを楽しむライフスタイル”という価値観に重きを置くことを第一に豊かな暮らしの提案をしていきたいと考えます。